大人気ボードゲーム「絶叫!おばけ屋敷ゲーム」がスマホと連動!
家族や友達で集まったときはテーブルを囲んでゲームをやりたくなるものだ。
ひと昔前なら、一家に1台はボードゲームがあった。中でもバンダイの「絶叫!おばけ屋敷ゲーム」は、1980年代に発売され80万個以上を販売した大ヒットゲーム。遊んだことがある人も多いだろう。当時は携帯はおろか黒電話が全盛だったが、時は流れボードゲームもいまやスマホを使って遊ぶ時代だ! スマホ連動のおばけ屋敷ゲーム!その懐かしさと新しさをお届けします!
リニューアルしたパッケージ。スマホがなくても普通のボードゲームとして楽しむこともできるが、やはりスマホを用意すべし!
ちなみにこちらがリニューアル前のバージョン。あぁっ懐かしい! 楽しかったあの日…なんて人も多いのではないだろうか?
さっそく中を見てみよう。一見、普通のボードゲーム風に見えるが、中央には「スマートフォン置場」なるものが!?
ここにおばけ屋敷アプリを起動させたスマートフォンを置いておく。AndroidアプリはGoogle Playから無料でダウンロードできるほか、iPhone/iPod Touch用も無料で公開されている。
ゲーム中に何度か対戦するおばけの種類は30以上。おばけごとに弱点と様々な特殊能力を持つ。
プレイ人数は2~5人。4人で遊ぶ場合、1ゲームの目安は40~60分くらい。一番端の少し大きな人形は死神だ。ゲーム終盤の死神の橋でプレーヤー達のゴールの邪魔をする。
プレーヤーは手札として5枚ずつ配られる「移動カード」から好きなカードを出してマスを進んでいく。カギやハシゴのカードを持っていないと進めないマスもあるほか、 「守護霊」、「マッハ」、「神の手」などのスペシャル移動カードもあるぞ!
それではゲーム開始! オバケを退治しながらいち早くゴールすること目指すのだが、スタートは井戸の中から。はしごカードを持ったプレイヤーの誰かが橋をかけてくれるまで進めない!
ところどころのにあるイベントマスに止まると、さっそくアプリを使ったイベントの発生だ!スマホのイベントのボタンをタッチすると何かが起こるので、書かれている指示に従って操作すると色々なイベントが発生するぞ!
さて、どっちのつづらを開けるべきか……ゴクリ……
イベントには色々なパターンが用意されている。あからさまに何かが出てきそうな予感……。 一体、何が起こるのか!?
ホラー映画のように、突然の大きな音と共に恐怖画像が出てくる。こういった音や動きのある映像で場が盛り上がる演出はアプリならではのもので、ボードゲームにはなかった新要素だ!
先に進むと、今度はボスおばけとの対決だ! 鍵の移動カードで進めば中に入れる。
ここではスマホの「ボスおばけ対決」ボタンを押すと対決がスタートする。「勇気」と「知恵」と「力」の最強まよけカードの中から好きなものを選んでスマホの画面に重ねる。
ちなみにボス戦で使う「最強まよけカード」には裏面にそれぞれ異なるパターンの接点が埋めこまれていて、静電容量式タッチパネルに反応するようになっている。
最強まよけカードが認識されて戦闘開始!うまく相手の弱点を付いていれば勝利となる。少し間があってドキドキする。
倒したおばけのカードは自分のものになる。弱点の同じおばけを3体集めると、そのおばけの特殊能力が使えるので、終盤に備えて蓄えておきたい。
終盤のおばけ対決で負けてしまうと「たたりの部屋」行きに。「たたりの部屋」に入ると4回連続で休みになってしまうので対決はさらにドキドキだ。負けると周りはどんどん先にすすんでしまうぞ。
さあ、いよいよゴール直前の死神の橋だ。うまく死神をかわしてゴールまでたどり着けるか。死神はプレーヤーの進んだマスと同じだけ進んで橋を往復する。3箇所ある隠れ場所にうまく避難しながら進もう!
プレーヤーと死神が接触したらスマホアプリのルーレットを回そう。運がよければ死神から逃げ切ることができる! ドクロのマークに当たると橋の手前まで戻される。
死神は全プレーヤーと同じだけ進むので、4人でプレーしていれば4回分動きまわる。捕まらずにゴールにたどり着くのはなかなか難しいぞ!
2~3歩にひとつくらいイベントマスがあるので、スマホアプリの出番も度々発生する。一人でタッチするものや全員で参加するものなど色々なバリエーションで楽しめるほか、アプリを触っていないときも突然叫び声や笑い声が聞こえてくるなど、臨場感を高めるよう工夫されている。
およそ30年前に流行ったゲームなので、当時遊んでいた世代の人達はちょうど親の世代になっている。スマホ連動で再び生まれ変わった「おばけ屋敷ゲーム」で、懐かしさを感じながら子供と一緒に遊んでみてはどうだろうか?