絵を描くために生まれた滑らか操作のペイントブラシ:Nomado Flex Long Tip Red
スマートフォンやタブレットのタッチパネルを操作できる本格的な「筆」が登場!なぜペンではなく筆なのか?!
パッケージはこちら。画材店にありそうなペンのようなボックスデザインです。 今回はアメリカ生まれのペイントブラシ「Nomado Flex Long Tip Red」(以下、Nomad Flex)の書き味をチェックしてみようと思います。
ボックスを開けると専用のケースに収まったNomad Flexの登場です。このケースは内側でNomad Flexをしっかりと固定できるタイプとなっています。
軸は細身ですがアルミ製で丈夫なNomad Flexです。手にすると剛性感の高い金属の感覚が伝わってきます。思ったよりも重くなく、かといって軽すぎないバランスです。
こちらがタッチパネルで使用できる特殊な合成ブラシチップの筆先です。筆の根元にダルマ(太い部分)がある点が特徴です。
軸の黒い輪の部分で筆先を取り外すことができます。
筆のコツと呼ばれる部分は筆先と同じネジ式となっていて取り外し可能です。
実際に手にしてみました。毛先のしなやかさは絵の具を付けたくなるようなそんな感覚です。あ、絵の具を付けちゃダメですよ!タッチペンとの違いは筆のしなりが発生しますのでピンポイント指定が少し苦手かも知れません。
タッチパネルの操作をチェックしてみました。ゴム製のタッチペンのようなヌルヌルした感覚とは違い、摩擦の少ない滑らかな操作感覚です。力の加減で筆先が曲がるので緻密な操作は難しく感じました。
素早いフリック操作も問題なくできました。画面に対して筆先が優しく触れるため画面を傷つけることなく操作できる点が凄くいいと思います。
Nomad Flexは元々タブレット端末で絵を描くために作られたものですので、ペイント系のソフトで使用してこそ、その良さが生きてきます。筆に追従して色が塗られる感覚はなかなかいいですね!
水彩系のツールでは色を重ねる感覚が指先で描くより描いていて楽しくなります。やはり道具は大事ですね!大人も楽しめますがお子様にもオススメです。
筆先を調整できるツールでは、自分好みの筆を作ることが重要だと感じました。太さや濃さのイメージをNomad Flexに感覚を近づけるといいと思います。
この滑らかな感覚は他にも使えないかと思い、シューティングゲームで使ってみました。思った通り、指先と同様に自在に操ることができました。ディスプレイや保護シートの素材に関係無く一定した滑らかに操作できるのは大発見です。
無事に全ステージクリアできました!ゲーム終了して思ったのは、画面が指紋だらけにならないってことですねえ!しかも筆で操作しているので細かい埃も払いのけている?!
Nomado Flex Long Tip Redは、絵を描くための筆として良くできています。大人から子どもまで楽しめる画材としてオススメしたいです。タッチペンとは違った筆独特の滑らかな操作感がなかなか良いです!