シガーソケット装着型のカーチャージャーホルダー Car Charger Holder Racer Mount 2.1
Androidスマホと車内利用の相性の良さは折り紙付き。
多数のカーグッズを取り扱っているが、レビュー記事の掲載前から売れ続け、既に飛び抜けた人気商品となっているのがCAPDASEの「Car Charger Holder Racer Mount 2.1」だ。その人気の秘密を説明しよう!
ワールドワイドなスマホ関連アクセサリメーカーとして定評があるCAPDASEの製品で、安心のクオリティ。
ホルダー部分はこのような形状。この部分は同社のカー用品シリーズで共通化されている。
ホルダー背面上部のボタンを押すとアームが横方向に開く。閉じる方向に押しこむとカチカチ…と締まる音がして、手を離しても戻らない仕組み。赤いロックスイッチを下ろしておくと上部ボタンを押しても開かないようになっていて不用意な端末の落下を防げる。
アーム部分は手でグッと力を加えると変形するが、ある程度力がかからなければ形状を保ち続けてスマホを支えてくれる絶妙な硬さ。
電源を供給するUSB端子は2つ。増設シガーソケットもあるので、今まで使っていたカー用品もそのまま使える。USB端子にも増設シガーソケットにも埃を防ぐゴムカバーがついている。
シガーソケットに挿し込む部分は角度の調整が可能なので、車種ごとに異なるソケットの角度に対応しやすい。適切な角度が決まったら、コインでネジを締めてしっかりと固定しよう。
アーム部分とホルダー部分をつなぐとこんな感じ。これを車に持ち込んで挿し込めばOKだ。
ホルダーとアームの接合部には角度調整できる「首」があり、スマホの向きを適切に調整できる。
では、実際に車内に持ち込んでみよう! 通電すると青いLEDが光る。USB端子の供給電力はかなり余裕の大容量で、上の端子が1A用、下の端子が最大2A用。Galaxy TabやiPadなど、USB端子から充電できるものの大容量の給電を必要とするタブレット類は2A側に接続しよう。
このように、上の写真とは90度向きを変えて挿し込むことで、シガソケが運転席側に近すぎる場合でもアームを助手席側へ逃がすことができる。この向きはLEDも見やすくUSB端子も使いやすい。
ホルダーの裏側の首の部分を回せば、このようにスマホを横向きにするのもカンタン。見た目は完全にカーナビだ。
やはり、特筆すべきは最大2Aという電源供給能力の高さだろう。USB経由で充電するタイプのタブレットを車内で使いたい人はもちろん、普通のスマホを使う場合も出力が大きければそれだけ短時間で充電できるし、複数台を接続する場合にも安心。増設用ソケットで既存のカー用品も生かせるし、スマホを固定する目的だけでもじゅうぶんな使いやすさと実用性を備えている。そして、ここまでの機能とバランスを揃えつつ、とても安価なのが売れている何よりの理由。