骨伝導マイクで通話品質を重視したBluetoothワイヤレスヘッドセット Jawbone ICON
JawboneのBluetoothヘッドセット製品としては普及価格帯の製品。
しかし一般的な片耳型のヘッドセットに比べて音楽再生時の品質も高く、骨伝導による通話のクオリティも高く仕上がっている。操作方法はボタンとスイッチの組み合わせのため、上級モデルのJawbone ERAに比べると劣る点もあるが、一般的な片耳型ヘッドセットとして十分な操作性を備えている。
まるで貴金属でも入っているかの様なショーケース的デザインの本体ケース。本体だけではなくイヤーパッドや様々なオプションが収納されている。
このサイズで納得できる高音質な再生と骨伝導マイクによる会話時のノイズ低減を実現しているのはスゴイ!の一言。
カナル型に近いイヤーパッドの他、一般的な形状でサイズと曲面などが異なるパッド、そしてイヤーループが付属する。
箱から取り出したイヤーパッド類。左から、ICON本体、カナル型(耳サポートクッション付き)、通常のイヤーパッド、イヤーループ(ソフトタッチで耳をサポート)。
カナル型のイヤーパッドを付けた状態。
本体上部にはUSB端子(奥)とTALKボタン(手前)がある。本体上部のTALKボタンを押しながら電源をオンにするとBluetooth機器とペアリングするモードになる。
一般的なイヤーパッドとイヤーループを付けた状態。カナル型とイヤーループの組み合わせも本体を耳に固定しやすく、落下を防いでくれる。
本体を縦方向に持った状態で耳に押しつけ、本体を持ち上げて頬の位置に骨伝導マイクがくるように装着する。
充電は専用のUSBケーブルを使用し、PCまたはUSB端子のあるACアダプタに差し込んで行う。満充電で最大約4.5時間の連続会話が可能とのこと。再生だけならさらにロングライフ。
本体の付属品としてシガーライターソケットから充電できるACアダプタとUSBケーブルが同梱されている。
上位機種の「Jawbone ERA」に搭載されている加速度センサがないため、本体のタップやシェイクなどの特殊操作機能が省かれ、ボタン操作のみとなっているが、そのぶん3/2ほどの本体サイズになり、価格的にも抑えられている。また、レビューしたのは「ゴールドエア」モデルだが、他にも、ブラックスモーク/ブラックドミノ/レッドスモーク/シルバーウィート/ホワイトパールというバリエーションがあり、それぞれ非常に存在感があるデザインなので、ぜひ見比べてみて欲しい。