集合写真も風景写真もバッチリ撮影できるスタンド付き遠隔シャッターカメラ:Snap Remote
友達と旅行に行った時、飲み会の席などで役立つスマホ。風景の写真、美味しそうな料理の写真、友達や家族の写真、そしてみんなでの集合写真もスマホでバッチリ撮影できます。
しかし待ってください!そこには撮影者が居ませんよね。撮影者が集合に合流する場合には、タイマー機能が必要ですが、今回紹介する「Snap Remote」は見事に解決してくれます!
パッケージです。これだけでは何をするものなのかよくわかりませんね。フック付きの…スイッチ?
中身はフックのような黒い物体と、白いスイッチのようなものです。実は、これで写真が撮影できてしまうのです!
実は、箱の側面にQRコードがあり、そこから無料アプリをダウンロードして使うのです。対応機種はiPhone 4以降のiPhone、iPad2以降のiPad、iPad mini、カメラ付きのiPod touchと、数多くあります。(iOS5.1以上)
ユーザーがする作業はこれだけ。面倒なBluetooth設定やWi-Fi設定、ペアリングの設定などは一切不要なのです!
なお、付属で付いていた黒いフックのようなものは、iPhoneを立てるためのスタンドでした。今回紹介しているのは「ブラック」ですが、他にも爽やかな「ライムグリーン」とカワイイ「ショッキングピンク」もあります。
スマホスタンドは、角度を付けることもできます。ちょっと上の方を撮影したいな、下の方を撮影したいなという場合にも即座に対応できますよ!
スマホスタンドはシャッター部分の本体に装着できますので、無くしてしまう心配もありません。また、フック状の部分はそのままフックとして利用することもできます!
シャッター部分の本体にはボタンが2つあります。真ん中の大きいボタンはシャッターキー、左上の小さなボタンはインカメラ/アウトカメラの切り替えです。
本体にはストラップが付けられますので、紛失防止用にストラップを付けても良いかもしれませんね!
本体はボタン電池で動きます(CR2032)。交換は自宅にあるようなマイクロドライバーを利用しましょう。ちなみに、ボタン電池1つで約10,000回撮影できる仕様になっています。1日10枚撮影したと仮定してもおおよそ1,000日(約3年)かかる計算となります!
「Snap Remote」は、アプリを立ち上げると、カメラ撮影画面となります。そしてシャッターリモコンのボタンを押すだけ。先ほども書いたように、設定不要なのです。その理由は超音波で撮影する新技術「ウルトラソニック」というもので、iPhoneやiPadに特定の超音波を“聞かせて”シャッターを切るというものです。 つまり、アプリを入れて、その音さえ聞こあれば台数に関係なく同時に撮影することができるというワケです。
実際に音(超音波)で動作するのかを確認するために、iPhoneをフライトモード(全ての無線をオフ)にして、離れた場所でシャッターキーを押してみましたが、撮影することができました。距離は8m~10m程度までであれば離れた場所からでも撮影できるそうで、実際に試したところ、10m近くまで離れて撮影できました!
集合写真のリモコンとして利用するのも良いですが、手ブレが心配な風景写真や夜景写真にも威力を発揮しそうです。特に手ブレしやすい夜景写真では、このアイテムは必須と言っても良いかもしれませんね!
設定いらず、Wi-FiやBluetoothの設定もいらず、アプリを起動するだけ、複数の端末を同時に制御できるという画期的なアイテムだと思います。