単体でMicroSDカードのMP3再生も可能:Mini Beat - Mono Portable Speaker
スマホ本体のスピーカーは音楽を聴くためのものではない。
着信を知らせたりゲームの効果音を鳴らすぶんには問題ないが、音楽を楽しむにはユニットが小さすぎて、音量を上げると音が割れてしまうしバランスも悪い。だから、多くの場合はヘッドフォンで聴く事になるのだが、時には部屋のBGMにしたり複数人で聴いたりしたいこともあるはずだ。そんな時に最適な、ポータブルスピーカーがこちらです!
パッケージはこんなデザイン。メーカーのCAPDASEはケース等のスマートフォン関連グッズで世界的に定評のあるメーカーだ。
開封すると、スピーカー本体とMini USBケーブルが同梱されている。
スピーカーの周りに様々な端子やスイッチがあるので説明しよう! 写真左下から、3.5mmオーディオ入力端子、Mini USB端子、イヤホン出力端子。
3.5mmオーディオ入力端子のフタ。ここを開くとジャックの穴が開いているのかと思いきや……
なんとケーブルが出てくるのだ!これは持ち運びに便利!持ち物が減ってスッキリだね!
巻き取り式のケーブルを全部引き出すとこのくらいの長さ。十分な長さがあり、不便することもなさそうだ。
端子の先端にフタの部品が一体化されている。収納時はこのように端子先端にフタをかぶせてから掃除機のコンセントのように一度引っ張るとクルクルっと本体内に吸い込まれていく。
USB経由で充電中。底面にLEDがあり、光の色で各種状態表示を行う。
側面の説明に戻ろう。左に見えているのが「バキュームバスシステム」の位置確認アイコン。中央はMicro SDカードスロット。その右にある小さな穴はマイクロフォンだ。
「バキュームバスシステム」とは何か?本体を手に持ち回転させるように捻ると、このようにジャバラがのびて音が共鳴するための空間ができる。
ジャバラをのばすと低音がぐっと大きくなり、ベースやバスドラムがはっきり自然に聞こえるようになる。のばさなくても音は出るのだが、明らかにのばしたほうが音が良いので再生時は常に開いておくことになるだろう。
本製品の最大の特徴とも言えるMicro SDカードスロット。このようにカードを挿入すると、自動的にMP3の再生が始まる。
音楽再生時のコントロールは、このスイッチで行う。中央で押し込むと再生/停止、左右で曲送り/曲戻し、左右長押しでボリューム調整など直感的だ。写真右端に見える突起は、電源/ミュート兼用ボタン。
イヤホン端子は、単体でMP3再生するときはもちろん、このように直列接続で入力した音をスピーカー/ヘッドフォンから自由に「出し分け」できる。通常は両方から音が出るが、ミュートボタンを押すことでスピーカーの音を止めることができる。
バキュームバスをのばして最大音量にすると、かなり迫力の音が出る。スピーカーユニットは1つなのでもちろんモノラルなのだが、BGM用途なら十分満足できる。また、スマホと接続している状態で内蔵マイクを使ったハンズフリー通話も可能だ(※Xperiaシリーズ等イヤフォン端子の仕様が特殊な端末は不可)。USB経由でPCに接続した際は、Micro SDカードスロットがカードリーダーとしても機能するので、そのまま音楽ファイルの管理もできてしまう。