超大容量8000mAh&短時間チャージのモバイルデカバ! MiLi Power Queen
モバイルバッテリーは数多くレビューしてきたが、今回の商品は過去最大容量となる8000mAh(!)の超デカバだ。
しかも、スマホやタブレットだけでなく各社ノートPCへの給電も可能という際立った特徴を備える。スマホのヘビーユーザーにはもちろんノートPCも携行必須というビジネスマンや真性モバイラーにオススメだ!
ネットブックかタブレットでも入っていそうな大きさのパッケージ。具体的な機種表記はないものの、ラップトップで2.7時間、携帯電話で50時間、MP3プレーヤーで240時間、デジカメ3111時間、ゲーム機で240時間の利用時間延長、とうたわれている。
パッケージ裏のスペック表記より。8000mAhのリチウムポリマー電池で、入力は19V/3.5A、出力は16~20V/3.5A(最大)、9~12V/2A(最大)、5V/2.1A(最大)。
箱を開けるとこのような感じで、まさにテンコ盛り状態だ。
左上から、ACアダプタ、トラベルバッグ、右上がMiLi Power Queen本体、中断左から5V USBケーブル、DCケーブル、ラップトップケーブル、下段左からGALAXY Tab端子、iPhone/iPod/iPad端子、デジタルカメラ端子×2、micro USB端子、mini USB端子、ラップトップ接続端子。
左からGALAXY Tab端子、iPhone/iPod/iPad端子、デジタルカメラ端子×2、micro USB端子、mini USB端子。
ラップトップ接続端子01~05。
ラップトップ接続端子06~09。
付属の説明書より抜粋。デジカメのメーカーはSONYとJVCが記載されている。
同じく説明書より、ラップトップの対応メーカーの一覧。HP/ASUS/ACER/TOSHIBA/IBM/NEC/SONY/DELL/FUJITSU/BenQ等が並んでいる。初回充電は8時間、以降は4~5時間でフル充電される。この容量で4時間フルチャージは、かなりの急速充電だ!
ACアダプタの仕様部分アップ。19V/3.42Aで65W相当。
側面にはパワーボタンとLEDインジケータがある。LEDは4段階で残量を表示するほか、点滅回数で状態表示も行う。
端子類のアップ。左から、USB出力、19V入力、16~20V出力、9~12V出力だ。
大きさを把握するためGALAXY S 2と重ねてみた。厚さも面積も二回りほど大きい感じで、親ガメ&子ガメという印象。
5V出力USBケーブルの先にmicro USB端子を接続してGALAXY S 2に接続。パワーボタンを押すと充電が始まる。
タブレット等、大きな電力を必要とする機器を充電する場合は、接続後にパワーボタンを3秒間長押しするとLEDが3回点滅して2.1A出力に切り替わる。一度ケーブルを外し20秒ほどすると通常の5V/1A出力に戻る。
MK09のチップを使ってLENOVO(旧IBM)のネットブックX121eに接続。無事に給電できた。
バッテリーの重さは実測252gで、スマホより重くタブレットより軽い。この重さを追加で持ち歩く辛さと超大容量の安心感を天秤にかける事になるが、電源の無い場所での長時間利用が必須、もしくは対応ノートPCが欠かせない、という場合にはとても良い選択肢と言えるだろう。